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治すということ
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『治す』
私はこの言葉の嘘に気付いています。このホームページで何度も言っていますが社交不安障害の人がなかなか改善しないのは「治そう」としているからです。しかし、まだまだ治そうとしている人が数多くいます。善くなっているのかなっていないのかわからないのに、それでも薬を出し続ける精神科医。カウンセラー自身の自己満足のためにやっているような心理療法。両者はどうしても心の問題を『心の病』に結び付けたいのです。
これから紹介するのは、長谷川理恵さんです。この長谷川さんの生き方にこそあらゆる心の問題の解決方法が潜んでいます。いや、この解決方法が唯一の解決方法と言ってもいいかもしれません。心の問題そのものをゼロにしようとするのではなく、あなたが心の問題に対してどう考えるかで全てが変わり始めます。 |
これはテレビ東京の『ソロモン流』で放送されていたものです
20代の長谷川さんは痩せている自分しか受け入れることができませんでした。体重が増えるという
ことに恐怖をおぼえていたそうです。しかし、そんな長谷川さんを変えてくれたきっかけがありました。
それはマラソンでした。

(長谷川)
「マラソンって嫌でもスッピンでこの世の終わりみたいな顔をして
ゴールするじゃないですか。汗だくで・・・。
そういう姿は普通だったら表に出ないんですけど、私の場合は
いちばん最初テレビのお仕事でホノルルマラソンを走ったので
もうそれは全部みんなに見られてしまう」
苦しみながら挑戦することで何かが変わった。それは飾らない生き方・・・。
2003年の北海道マラソンの最中に熱中症で棄権。マラソンで全てをさらけ出すようになった長谷川さん。

(長谷川)
「自分が好きで走っていることでここでカッコつけていてもやっぱり
本物じゃないし。人間だったら汗だって出るし鼻水だって出るし
涙だって出るしゼェゼェいうし。
それが本当の姿なので、私はそこから自然体でいこうと思ったん
ですよね」
〜「苦しみながら挑戦することで何かが変わった・・・それは飾らない生き方」〜
これが全てです。もし社交不安障害の「治す」という生き方をを長谷川さんに例えるのなら、20代の痩せた
状態を保ちながら生き続けるということです。しかし、長谷川さんは別の生き方に気付き選びました。
それは「自然体で飾らない生き方」です。社交不安障害の人にもそんな生き方を選んで欲しいのです。
いくらあらゆる対処方法を試しても、あなたの心の中に「自分を隠そう」という気持ちがあるかぎり改善する
ことはありません。「自分を隠そうとする気持ち」をあなた自身がどう料理するかで、希望が見えてきます。
飾りながらがんばって生きている限り何も変わりません。まずは、何をやっても離れていく人は離れていく
と人間関係を割り切って、飾らない生き方を意識して毎日を過ごすことから始めましょう。

『Rie's HIGHT』 幻冬舎
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