社交不安障害(社会不安障害)専門相談所
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  社交不安障害者に送るメッセージ


 ここでは、社交不安障害の人へのメッセージを書いていこうと思います。

 私の生のメッセージはもちろんのこと、「これは社交不安障害の人に捧げたい」
 と感じた言葉は何でも紹介していきます。

 随時、更新していきたいと思いますので、みなさんの社交不安障害の改善への
 きっかけになることを願っています。

                                            



 
●人生は負けが基本。
  
ここに気付くとあなたは一皮むけて
  
良い意味でのしたたかな人間になります。

    これは堀紘一さんの言葉です。

    負けると人生終わると考えてしまう人に負けることが基本という堀さんの言葉は

    どう伝わるだろう。 もしかしたら何も伝わらないかもしれません。

    当たり前のことですが『負けること』と『負けることにおびえること』は違います。

    しかし、不安におびえる人の多くは『負けている』と勘違いして負けることにおび

    えているのかもしれません。

    負けることにおびえている人はしたたかにはなりません。自ら負けを経験した人

    の中からしたたかな人間が生まれます。


    (2012年5月18日更新)


 ●「大切にする」ということは使わないことではない。
   「大切にする」ということは使うことなのである。

   『自分を大切にすること』は自分を使うことである。

  この言葉もまた加藤諦三さんの本で見かけた文です。

   人のもつエネルギーは使えば無くなるものではない。

   使えば使うほどエネルギーが湧いてくるとのこと。

   だから、エネルギッシュな人はどんどんエネルギッシュになるし、エネルギッシュでない人

   はどんどんエネルギーが無くなるらしい。

   エネルギーが無いから人と会わないのではなく、エネルギーがないからこそ外に出て人と

   会うことが大切です!!

       (2012年5月3日更新)





 
●「くよくよする性格を治そうと思いつつ
          くよくよしてもいいのである」


  この言葉は加藤諦三さんの本で見かけた一文です。

   社交不安障害の方は、自分が人前で緊張することをなくそうと思います。

   しかし、「今日もあんなにも緊張をしてしまった・・・」とふさぎ込む毎日を送ってしまいます。

   そんな時はこの言葉を思い出してください。

   「緊張してしまう自分を何とかしようと思いつつ、緊張してもいいのである」


        (2012年4月11日更新)




 ●「変なプライドがあってお笑いを勝手に自分が背負っている
   みたいな気持ちがあったんですよ。

   でも、そのうち『あれ?オレって何様?』何でオレ俺がお笑い界
   を背負わないかんねん、背負えるはずもないし。

   何オレ勝手に力んでんねんと思って、何か全力投球っていうか
   肩壊す投げ方をしなくなったんでしょうね」


   これは芸人のほっしゃんが言っていた言葉です。

    ・『自分が主役だと思い込む』
   ・ 『主役でなければいけないんじゃないかと強迫的に考える 』

    これらは結構、社交不安障害の人によく見られるパターンです。

    でも、別に心底、自分が主役になりたいわけではないんです。

    「自分がどうにかしなくちゃ」って思ってしまうんですね。

    社交不安障害の人は、自分できちんとそういったことを把握していないと、人と話すと妙に

    テンパってしまうのでこのほっしゃんの言葉を胸に焼き付けてください。 

    たまには脇役も演じましょう!

     
 (2012年3月18日更新)




 
●「自分には生きる価値がある」とくり返し言い聞かせる。

  (続き↓)

   自分で自分を救うしかない。

   そのためには親から与えられた破壊的メッセージを意識化してそれをくり返し頭の中

   で否定していくことである。

   「自分は誰からも責められていない」

   「自分は生きる価値がある」

   「自分は誰にも気が引ける必要はない」

   「自分は皆に嫌がられてない」

   「自分はここにいてもよい」

   「自分は安心して生きていていい」

   −−−−−−−−このようなことを朝夕に繰り返し自分に言い聞かせるのである。

   これでもかこれでもかと繰り返すことである。

   信じられないほど繰り返したと思ってから、さらに百万回は繰り返すことである。

   死ぬまで繰り返すことである。とにかく自分の脳の回路を変えることである。

   そして、その脳の回路を変える大事業を成し遂げたときに自分は天下を取るよりもすごい

   ことをしたと評価していい。

                                              著/加藤諦三

       (2012年2月28日更新)




 ●自分が不安に思っていることが、みんなにとっては『普通』
   だと知ることで「グッ」と前進する


   これは私自身が経験してきたことです。
 
   自分では「○○でいなければいけない」と思っていたことを、何食わぬ顔で堂々と

   正反対な行動をしている人がいる。そして、そんな人を見て周囲の人も特に何とも

   思っていないことに気づかされた。ならば、自分も自分の気持ちとは正反対なこと

   をやってみようと思った。そして、やってみた。自分が思っていたような最悪な事態

   は起こらなかった。 「・・・」。

   ある人が「これを失ったら自分はダメになってしまうと思っていることを失っても大抵

   何もダメにならない」と言っていた。本当にその通りだと思いました。

   自分のことばかり気にして見つめるのはいったん止めて、周囲の人を観察すること

   を始めてみませんか?

     (2012年2月11日更新)




 
●〜まにあうかもしれない〜

  
僕は僕で自由に振る舞ってきたし
   僕なりに生きてきたんだと思う  
   だけどだけど理由もなく めいった気分になるのはなぜだろう

   思ってることとやってることの違うことへのいらだちだったのか
   だから僕は自由さを取り戻そうと 自分を軽蔑して自分を追い込んで

   なんだか自由になったように いきがっていたのかもしれないんだ
   まにあうかもしれない今なら 今の自分を捨てるのは今なんだ

   まにあわせなくては今すぐ 陽気になるだろう今なら
   大切なのは今なら 大切なのは捨てること

   そうすりゃ自由になれるなんて 思っているほど甘くないけれど
   だけど今は捨てることで 少しくらいはよくなると思えるんだ

   まにあうかもしれない今なら
   まにあうかもしれない今すぐ

   なんだか自由になったように いきがっていたのかもしれないんだ
   まにあうかもしれない今なら 今の自分を捨てるのは今なんだ


                      ■作詞:岡本おさみ  作曲:吉田拓郎

  


   この詩を初めて知ったのはあるラジオ番組・・・。

   なだぎ武さんがゲストに出ていて、なだぎさんが引きこもりから脱出するきっかけを

   与えてくれた歌だという。 私は理由はよくわからないのですがなんか不思議な気持

   ちになりました。そしてこの部分に胸を締め付けられる想いになりました。

   『なんだか自由になったように いきがっていたのかもしれないんだ』

   人は自分以外の人の話を聞いたからといって180度考えが変わることなどないと

   ある本で読みました。人の言葉で、自分の心の奥底にあった気持ちを表に引っ張って

   くれたことを人は「180度考えが変わった」と思うみたいです。

   この詩も、私の奥底の気持ちを引っ張って外に放りだしてくれたのだと思う。


   (2012年1月29日更新)


 
 ●「人の振り見てどないする」

   「豚もおだてりゃ、どうにもならん」

   この言葉をどこかで聞いたことがある人もいるかと思います。

   そうです、天才?奇才で?有名なジミー大西さんの言葉です。

   これが社交不安障害の人に特別役に立つ言葉ではありませんが、大切なのは

   こういった言葉を考えられるかどうかです。心に遊びがなければ思い浮かびません。

   そして、こういったことを考えていることで心に遊びを生み出しているんです。

   心が「ギュー」っとして苦しい人は、その心にシャボン玉をふくらませてみてください。

   そうしたらシャボン玉分だけ心に空間が生まれますよね。その空間は「悩み」のため

   に使うのではなく、あなたの
遊び心でいっぱいにしてください。


   ★もうひとつ、明石さんまさんの言葉・・・
「人生 うわっつら」

     (2012年1月18日更新)




 
●「バファリンのほとんどが優しさでできているのなら
              僕のほとんどは運でできています」


   これは福山雅治さんがラジオ番組で言っていた言葉です。

   私は心の改善にいちばん大切・必要なのは『出会い』だと考えています。

   はっきりいって集団カウンセリングや認知行動療法のできることは限られていると

   思います。しかし、そういったことをする中で「何と出会うか」「誰と出会うか」が、その

   人の将来を決定付けるのです。だから、一人、家でコソコソしていてもダメなんです。

   どうせなら、一人、外でコソコソしましょう。外であれば、運があなたの味方をしてくれ

   て一生の宝物と出会うかもしれません。

   けれど「どうしても、外に出れない・・・」という方は、無音の生活をしないことを心がけ
 
   てください。 家で一人でいても本を読んで感情の音を鳴らすこと。 そしていちばん

   良いのはラジオを聴くこと。 

   音はあなたに運を呼び寄せる救世士となってくれるかもしれません。

      (2012年1月7日更新)




 ●「ものすごく怖いんですよ。
  会うたびにちっともその怖さに慣れなかったんですけど
  考えてみたら一回も怒られたことがないし一回も怖い
  思いをしていないんですよ、実は。」
  
  立川談志さんのお別れの会で爆笑問題の田中さんが言っていた言葉です。

   何かわかる言葉です。

   以前、加藤諦三さんの本で不安を持つ人は自分で自分のことを縛っておいて

   「縛られた!縛られた!」と大騒ぎしている人だということを読みました。

   そのことが田中さんの言葉には表れていると思います。不安や恐怖に感じている

   ことを、ちょっと冷静にもう一度見つめてみましょう。実は、そんなに怯えなくても

   いいことかもしれません。

       (2011年12月26日更新)




 
●「とりあえず顔はね慣れてもらうしかなくて・・・」
   

   ある番組での「一ヶ所だけ整形できるのなら?」という質問に対し、ミュージシャン

   である森重樹一さんは「とりあえず歯を治したい」と言っていました。

   そう言った後、森重さんは続けて
「とりあえず顔はね慣れてもらうしかなくて」と言っ

   ていたんです。

   人間関係においても、弱点を直した自分で人に接することも大切かもしれませんが

   弱点も含んだ自分に「慣れてもらうしかない」という潔(いさぎよ)い考えも大切ですよ

   ね。 「こんな私に慣れていただいた人とだけ接する」、これも人間関係のひとつ。


   ・「誰からも好かれなさい」

   ・「自分と同じ考えの人たちとばかり付き合ってはいけない」

   そんなことを考えているから人と接することに疲れてしまうんですよね。

   自分に慣れてもらうためにまず嘘のない自分さらけ出す。嘘の仮面をかぶった自分

   に慣れてもらったら相手に対して失礼。自分の弱点を知られることより、自分の弱点

   を見せないことが人間関係のいきづまりを作っているような気がします。


      (2011年12月18日更新)




 ●「みんな私のことなんて理解してくれない」と
                     思っていませんか?

  はっきり言うと、残念ながら理解なんてされません。

   もしかしたら「理解して欲しい」なんて思うこと自体間違っているような気がします。

   以前、私はこんなことを言われたことがあります。

   「鈴木さんが何であんなこと(食べること)で悩んでいたのかがわからない」と。

   こう言ったのは、私が相談を受けた方です。同じ社交不安障害でも、何に不安を

   感じるかは人それぞれ。社交不安障害者同士でさえも理解できないことはたくさ

   んあります。それなのに、社交不安障害を経験したことのない人に「私の心の問

   題をわかってくれ!」「なんでわかってくれないんだ!」と怒りをぶつけるのは酷

   なことかもしれません。逆に考えれば社交不安で悩んでいる人は、悩んだことの

   ない人を理解していないことになります。

   周囲の人はあなたを否定しているわけではありません。本当にわからないのです。

   分からない人に無理やりわかってもらおうと考えるのなら何も語らなくても分かっ

   てくれる人との出会いが、前進への一歩へつながるのだと思います。



    はこれだけはみなさんへメッセージとして伝えたい。

    社会は見捨てても誰か必ず現れる。必ず応援してくれて、自分の
    生き方は少数であっても鮮明に生きていれば必ず応援してくれる。

    不安はたくさんある。だけど現れる。

    これだけは今日の授業で君たちへ伝えたいメッセージなんだな。

    いいですか、鮮明に生きるんだよ、鮮明に。

                          <片岡 勝>


   
  (2011年12月10日更新)




 
●「いじめられ話を、いつか発表するときが来るんじゃないか」

 
 「小学校5年の時に縁側でひとりたたずんでいたら、セミの抜け殻が付い
   ていたんです。セミは6年間土の中にいて、セミは自分がこんなセミにな
   るとは思っていない。必ずや6年すると体に変調をきたし『グワァ〜』って
   羽が生えて飛び立った瞬間に『あっ、これが本当の自分の姿だったのか!』
   って思うんじゃないかと。

   これを人間の人生に例えると、今、いじめられている自分はまだ幼虫だと。
   いつか成虫になって羽が生えて羽ばたいたときに、このいじめられ話を
   発表するときがくるんじゃないかと。だとするならば、もっとおもろいいじめ
   られかたをされてみようと思いました」


 
   この言葉は、ミュージシャンそして俳優でもあるROLLYさんがある番組で話して

   いたことです。

   「ん〜おもしろい」と思います。まさに発想の転換です。これまで、苦の何もので

   もなかったいじめを、将来の話のタネに使おうと考えることで、いじめを受け入

   れることができたのです。 いじめがエスカレートするにつれ、ROLLYさんも「もっ

   とおもしろいいじめ方をしてくれ!」と、ある意味ドMになったのでしょう。

   本当にちょっとしたことで、昨日までの辛い人生が辛いだけの人生に変わるん

   ですね。

   私自身も色んなことで悩んでいた時期がありましたが、少し考え方を変えれば、

   その悩みのおかげで、他のもっと重大なことに悩まなくて済んだのかもしれません。

    (2011年12月2日更新)




 ●「私はどうやったら薬をやめれるかを考えていました。
   しかし最近は、やめるのではなく薬をやらなかった日を
   一日一日積み重ねたらどうだろうと思い始めています」

   この言葉は清水健太郎さんの言葉です。
  
   清水さんが使用した薬物と、医師の処方する薬物は全く異なるものです。

   しかし、なかなか薬を手放せないという気持ちは同じではないでしょうか。

   別にかばっているわけではないけれど、きっと清水さんだって止めたいはず。

   清水さんのように、何度も薬物に手を出す人に対して世間は「何で止められ

   ないんだ。本当に馬鹿だ」と言う。でも、それだけ薬物は依存性があるんです。

   ある精神科医がこんなことを言っていました。

   「SSRIはコカインと同じくらい依存性がある」と。ある意味、お酒やタバコで己

   の精神状態を保っている人も、自分のポカンと空いた箇所を埋めることは、

   もしかしたら、清水さんと気持ちは同じなのかもしれません。



  
立川談志さんの言葉を思い出します。

  
「お酒が人間をダメにするのではない。 それだけ人間がダメだということ。」

 
  
人間は弱い・・・。

   まずはそれを認識して、将来につながる一日を積み重ねていくことが大切なの

   だと思います。

  
   (2011年11月24日更新)

  



 
●「今日はどんなに不安でも行く。
   でも、明日は絶対に行かない。さぼってやる!!」

  この言葉は、以前、私が緊張・不安な環境に飛び込むときに思っていたことです。

  緊張や不安って永遠に繰り返し続くと思いがちです。でも、いつだってその不安や

  緊張を断ち切ることはできます。

  「今日、行ったかわりに明日は自分へのご褒美としてサボる」

  「サボる」ということはマイナスなことかもしれませんが、マイナスなことまで「ご褒美」

  にして、自分のやっていることを正当化していました。

  社交不安の人に良くないことは、継続的にサボるということ。たまにだったらOK!

  そう思うことで、継続的にサボるということがなくなります。


  (2011年11月19日更新)





 ●震災後、気持ちが落ち込んでいく人と前を向いて歩

   いていく人がいます。前者は「なぜ、自分にこんなこ

   とが起こったんだ・・・」と考える。後者は「自分に起

   こった事には必ず意味がある」と考えます。



   これは健康社会学者である河合薫さんが某ラジオ番組で言っていたことです。

   社交不安障害の人も、今、苦しんでいる時間が将来の何かにつながるかもし

   れません。「そんなことないよ」と思うかもしれませんが、そうであれば元気な

   時に今の苦しみ・悩みの時間をどれだけの人が予想していたか・・・。

   (2011年11月14日更新)





 
●「やめたければやめてもいいけど、つま先で立っている

   だけでも、逃げないことは大事だよ」



   
これは女子プロゴルファー上田桃子さんの母・八重子さんの言葉です。

   上田桃子さんは「もうゴルフをやめたい・・・」と母に弱音を吐いた。

   2008年から米ツアーに参戦していたが、それから4年間、自分の納得のいく

   ゴルフができずに悩んでいた。いつしか「もう勝てないんじゃないか」と恐怖心を

   抱くようになってしまう。

   しかし、そんな恐怖心の中、彼女は米ツアー2勝目を果たした。

   苦しみを経験した今の彼女はこう言った。


   「今週は格好つけずにやれました。自分にいちばん足りないのはそこだと思う。

   これまでは綺麗なゴルフをしようと思い過ぎていて・・・。今週はミスも多いほう

   だったけど、考え方一つでミスをミスと受け入れなくて済むんだなって思いました」


                                             (2011年11月9日更新)





 
●「自分を否定することはうつ患者を否定している」


  
「あそこ(センター)に通っている人は同じように苦しんで同じように道を探して

  いる仲間。自分のことをダメ人間と言うと、センターに通っている人にも同じよ

  うにダメ人間と言っている気がする。こう書くだけで、考え方がちょっと変えられる。」                      

                                 『NHK福祉ネットワーク』より



  
これは、とあるうつ病が原因で精神保健福祉センターに通うTさんという方の

  言葉です。「自分を否定することはうつ患者を否定している」、この言葉をセンター

  の資料に書き込み、自分も見れるようにしているそうです。

  私自身も良い言葉に出会うと、その言葉を紙に書き、財布の中に入れたりして

  います。なんてことないかもしれませんが、こういった工夫が何かのヒントにつ

  ながるのだと思います。

                                            (2011年11月6日更新)





 
●仲間によく想われたいと、格好つけたり、弱みを見せなく
  なったりするよな。

  そんな仲間に「オレは審査委員じゃない、友達なんだぜ」
  って言いたい。



   
これは高橋歩さんの言葉。

   私は、こういった攻撃的なんだけど何だか情のある言葉が好きです。

   青臭い、人間くさい感じがいいですね。

   社交不安障害の人は、何だか人間くさいことを「恥ずかしいこと」と捉えがちです。

   しかし、「人間は長所より短所で付き合うことが多い」と言われるように、ダメだな

   と思うことを隠すことは、人間関係を浅くしている原因になります。

   以前、私はものすごくお世話になった人にこんなことを言われました。

   「不完全なとこが、すごくいい」と。そういったところに、目が届く人と一人でも多く

   関わっていくと充実した人生を送ることができるのではないでしょうか。

                                            (2011年11月2日更新)





 
●「現実を直視し、そして笑うことだ」

   
人間は現実を直視することによってしか笑えないのである。
  笑って生きたければ、いやでも現実を直視するしかない



  
これは浅羽 通明さんという方の言葉です。

  「明日は明日の風が吹く」という名言を残したスカーレットオハラさんも、泣きながら

  微笑んでその言葉を言ったそうです。

  
  怖いから逃げる。

  不安だから逃げる。

  逃げるからもっと怖くなる。
 
  逃げるからもっと不安になる。


  こんなことを繰り返している原因は、現実を直視しないで今ありもしない理想を求め

  ているから。 今、大切なのは『明日の現実』、それしかない。

                                   (2011年10月30日更新)







 
●人の不幸は蜜の味

  
私は人の不幸話が大好きです.

  私が相談を受けていていつも感じること、それは「みんなはできているのに自分

  にはできない」という考えが多いということです。

  私にはそういう考えはありません。なぜなら、人の不幸話が大好きだからです。

  人の不幸話から「みんなそんなに楽な生き方をしてきていない」ということを学ん

  だからです。


  「自分だけ、なぜ・・・」と考えている人に欠けていること、それは人の不幸話です。

  「今の自分ではこれから先生きていけない」と考えるのは、自分と同じような状態

  で生きている人を知らないからです。

  人の不幸話に触れていると、必ず同じような境遇の中でも生きている人と出会う

  ことができます。それは、あなたに蜜の味を与えてくれると思います。



   すべての人間の生活は、自己自身への道であり、ひとつの道の試みであり
  ひとつのささやかな道の暗示である。

  どんな人もかつて完全に彼自身ではなかった。
  しかし、めいめい、自分自身になろうと努めている。ある人はもうろうと、
  ある人はより明るく。


                                       〜ヘルマン・ヘッセ〜

  
 
  


 
●「変化は勇気」

  
この言葉は、橋本ひろしさんが某ラジオ番組で言っていた言葉です。

  でも「変化は怖い。。。」

  社交不安障害の人に関係なく多くの人が変わることへの怖さはあると思います。

  しかし、変わることの怖さを避けていてもマイナスの方向に変わっている自分に

  気付かなければいけません。

  @恐怖を避け続けた結果の『変化』
  A恐怖を避け続けなかった結果の『変化』

  みなさんはどちらを選びますか?
 

   


 
●「終わりよければすべてよし」ではなく「終わればすべてよし」


  社交不安障害の人に大切なのは、今日が終われば終えることができた自分に

  「OK」をだすことです。 「今日は○○だった」とか一人反省会はする必要はあり

  ません。したところで何一つ良いことはありません。

  反省会は、次につながる反省でなければいけません。しかし、社交不安障害の

  人の反省会は次の行動のエネルギーを奪いとるための反省会になってしまいま

  す。そんなことやるだけ無駄です。

  まずは、よく終えようとする気持ちはグッとこらえ、よくてもわるくても今日という日

  をやりとげた自分に『100点』を出すことです。



 ●普通のことを普通にやろう

  心の問題で悩む人は、その悩みを何か特別な方法で処理しようと考えがちです。

  しかし、本当に大切なことは「普通のことを普通にやろう」ということです。

  よく考えてみてください、今の辛い日々は普通のことを普通にできていないから

  ではありませんか?


  明日、友達と会う約束があるのなら友達と会おう。

  明日、仕事の面接があるのなら、面接を受けよう。

  明日、ばったり知り合いと会ったら「こんにちは」と言おう。

  明日、送別会があるのなら「次の仕事がんばれよ」と言って、お酒をつごう。

  明日、行こう。 

  とりあえずでもいい、明日、行こう。



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